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Going Back〜音楽と世界〜 Going Back〜音楽と世界〜

『GOING BACK~音楽と世界~ 』#46 2022/9/17 O.A.

9月17日放送分
#46「The Rolling Stones<第3回>」

第46回目のテーマは「The Rolling Stones<第3回>」。今なお現役!今年、デビュー60周年を迎えた唯一無二のバンドThe Rolling Stones。彼らのデビューからイギリスを代表するバンドへと成長していく60年代を追っているこのシリーズ・・・今回は、1965年“(I Can't Get No) Satisfaction”で世界的に確固たる地位を築いた彼らが、独自のオリジナル曲を次々とヒットさせ、The Beatlesと比較されるようなバンドへと成長する時代を聞いていきます。

9月10日選曲リスト

  • 21:01 The Rolling Stones “Get Off Of My Cloud (Original Single Mono Version)”(October 1965)

    “(I Can't Get No) Satisfaction”の大ヒットを受けて発表されたシングルで、レコード会社からのプレッシャーを受けながらもNo.1を獲得。単調な曲ですが、この頃からミックが早口の歌詞を書くようになっています。またCharlie Wattsのドラムが聞きどころでもあります。“Get Off Of My Cloud”とは「ほっといてくれ」という意味で使われているようです。

  • 21:05  The Rolling Stones “Hitch Hike”(September 1965)

    “(I Can't Get No) Satisfaction”の大ヒットを受けて発表されたアルバム『Out Of Our Heads』でもいくつかのカヴァー曲をやっていますが、これはオリジナルがMarvin Gayeです。

  • 21:08  The Rolling Stones “Oh Baby (We Got A Good Thing Goin')”(September 1965)

    アルバム『Out Of Our Heads』収録のカヴァー曲の中でもちょっと変わり種なのがこの曲。Barbara Lynn というテキサスの左利きのギタリストのカヴァーです。

  • 21:11  The Rolling Stones “19th Nervous Breakdown”(Feb 1966)

    1966に入って初めに発表されたシングルで、邦題は“19回目の神経衰弱”。この変わったタイトルの楽曲はBob Dylanの前年のヒット“Like A Rolling Stone”の歌詞に影響を受けたような内容のものでした。

  • 21:17  The Rolling Stones “Lady Jane”(April 1966)

    ロサンジェレスのRCAのスタジオで録音されたアルバム『Aftermath』から。全曲Jagger/Richardsのオリジナルで構成された初のアルバムで、様々な楽器を使い、編曲面でも幅が出てきた作品となっています。一方、この頃から、Brian Jonesのグループ内での影響力に翳りが出てきます。

  • 21:21  The Rolling Stones " Out Of Time” (April 1966)

    同じくアルバム『Aftermath』から。イギリスではChris Farloweが歌って、見事にNo.1を獲得した楽曲で、のちにストーンズもChris Farlowe のオケで録音し直しました。このアルバム・ヴァージョンは5分40秒を越える大作ですが、Brian Jonesのマリンバが印象的です。

  • 21:28 The Rolling Stones “Under My Thumb” (April 1966)

    こちらもBrian Jonesのマリンバが印象的です。ライヴでもよく取り上げられる曲ですが、アルタモントのフリー・コンサートでは、この曲の演奏中に観客の一人がヘルズ・エインジェルズのメンバーに殺害されるという事件が起きています。

  • 21:33  The Rolling Stones “Paint It Black”(May 1966)

    スタジオでBill Wymanが遊びで弾いていたオルガンの中東風のメロディがヒントとなってこのヴァージョンが誕生しました。Brian Jonesのシタールも印象的なこの楽曲は、イギリスでは『アフターマス』が発売された約1か月後にシングルとして1位を記録。アメリカでも1位となっています。

  • 21:39  The Rolling Stones “Ruby Tuesday”(January 1967)

    “Let’s Spend The Night Together”と両A面という形で発表されたシングルで、アメリカではNo.1になりました。キースが単独で書いた楽曲で、恋人リンダ・キースとの別れを歌ったものです。リコーダーはBrian Jones。BassはBill Wymanが弦を押さえ、キースが弓で弾いたものです。

  • 21:44  The Rolling Stones “Jumpin' Jack Flash”(May 1968)

    個人的には、アルバム『Between The Buttons』と『Their Satanic Majesties Request』の頃の音に、興味が薄れてしまい、しばらくストーンズから離れていたのですが、1968年から、再び彼らが全盛期(黄金期)を迎えます。そのきっかけとなったシングルで、イギリスでは“Paint It Black”以来のNo.1を獲得。

  • 21:50  The Rolling Stones “We Love You”(August 1967)

    1967年に麻薬所持で逮捕されたミックとキースの救援名目で、The Whoが彼らの“The Last Time” と“Under My Thumb”をレコーディングし、シングル発売。そんな仲間とファンにお礼の意味で歌った曲です。コーラスにはJohn LennonとPaul McCartneyも参加。また、このシングルがAndrew Oldhamがプロデュースした最後の作品となりました。

※福島県外で聴く場合は、radikoのプレミアム会員への登録が必要になります。放送後は、1週間タイムフリー機能で聴くことができます。

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2022.09.17(土) 21:55
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