Teatime Paradise

現役の青年海外協力隊員に会いに行く特別編、第4弾! 〜マラウイ〜 看護師 山ア順子(ヤマザキ ジュンコ)さん

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」12/31放送

こんにちは、DJイタルです!

いやー早いッスね〜。
先週メリークリスマスって言ったばかりなのに、もう良いお年を!ですよ。

今年も皆さまには大変お世話になりました!
また来年も変わらずお世話になりたいと思います。笑


さぁ、5週目でっす!
今週も海外取材特別編でっす!
2012年セネガル、2013年フィリピン、2014年ヨルダンに続きまして、
現役の青年海外協力隊員に会いに行く特別編、第4弾!
7週連続企画、年末年始もまたいでのアフリカ「マラウイ」特別編です!

アフリカ「マラウイ」は南半球です。
僕らが行った11月はちょうど雨季に入り始め。突発的なスコールが降る日もあり、収録中にまさかのスコールなんてことも。
今週の放送では、存分にそのスコールの雨音をお届け出来たのではないでしょうか。笑
室内で話していても、聞き返すくらいの雨音です。
で、落雷でしょ?もう小型犬ならビビってますよ。笑
日本でなら録り直しも有り得るんですが、なんせ一発勝負の海外取材ですので、スコール音も含めてマラウイ特別編です!


今週のゲストは先週に引き続き、今まさにマラウイで活動しております、
青年海外協力隊 平成27年度1次隊 看護師 山ア順子(ヤマザキ ジュンコ)さんです。
徳島県のご出身です。
山アさん曰く、徳島出身の協力隊員はマラウイ派遣が多いらしいですよ。
進学や就職で関西にも出ていたそうで、時折出る関西のイントネーションがまたカワイイんです。笑


マラウイの首都リロングウェから車で約3時間、山アさんが活動する‘ンチェウ’という町にあります県立病院にお邪魔いたしました。
山アさんの職種は「看護師」ですので、病院に派遣されているのです。
ンチェウ市にある一番大きな病院です。

山アさんは「看護師」として派遣されていますが、実は医療行為は行いません。

山アさんの活動はこの番組でも何度もご紹介しています「5S」です!
ンチェウ県病院で「5S-KAIZEN」を用いて、整理整頓や業務改善を支援し、安全で効率的な医療サービスを目指すのです。
5Sとは、「整理」「整頓」「清潔」「清掃」「しつけ」のアルファベットの頭文字を取って5つのS、「5S」となるのです。
日本から始まった活動ではあるんですが、今では英語や他の言語にも置き換えられていて、世界中で広がっている活動なのです。

ちなみに英語では、「Sort」「Set」「Shine」「Standardize」「Sustain」
もっとちなみに、現地語のチェワ語でもあるそうですが、山アさん忘れたそうです。笑

さて、この病院では山アさんが2代目の隊員なんですが、前任から山アさんが派遣されるまで半年の時間が空いたそうです。
なんということでしょう・・・
半年空いたら、今まで無かったかのように「5S」が忘れられていたそうです。ガビーン・・・です。
山アさんが赴任された当初は、薬の棚もバラバラで薬ひとつ探すにも時間がかかったり、注射針は床に落ちている、床に血の跡が残っていることもあったそうです。
見た目で荒れているのが分かるほどの状況だったそうです。

これは習慣の違いもあるんです。
日本人なら整理整頓は当たり前で、生まれた時から環境の中で身につけるものだったりするんですが、マラウイ人にはそう言った感覚、習慣が無いのです。
もっと言えば、出来ないんじゃなくて、片付け方を知らないのです。

実は、これが大変なんです。
1を2にするのでは無くて、ゼロから1を作り出すのです。
何もなかったところに、新しい生活習慣を作り出すには労力と時間がかかるのです。

山アさん一人で一気に進めることは難しいので、病棟単位で取りかかります。

まずはひとつの病棟を選んで、担当者に5Sをやりたいと伝えます。
まぁ病棟の責任者にプレゼンですね。
5Sとはいったい何なのか。5Sを進めることでどうなるのか。
その病棟でどんなことが出来るか。どんなふうに5Sを進めていけば良いのか。ミーティングを重ねて、そしてその病棟で委員会のようなチームを作り、そのチームを中心に5Sを広げて行く作戦です。

「5S」って、実は難しいものでは無いんです。
だからマラウイの人たちも、頭では分かっている、理解できるんです。
ただ、それを主体的に行動に移すとなると、ちょっと難しくなる。

日々の業務が忙しい中で後回しになってしまったり、山アさんがやるシゴトという感覚があるそうです。
どうしても目先の行動だけに囚われてしまって、余計なシゴトと思われてしまうこともあったようです。

んー悩ましいですが、気付いてもらうしかないんです。
身につけばとても簡単なコトで、結果的には安全で効率的な医療サービスができることに気付いてもらわなければ普及していかない。
まずはやってみて、感じてもらう、体感してもらうしかないのです。

ファイルにはすぐ見た目で分かりやすいようにナンバーリング。
薬棚はどこに何があるのかを明確にラベリング。
掲示版は仕切りを付けて、情報ごとに分けて見やすい掲示。
ポスターや写真などを使って5S活動をわかりやすく解説。
はじめは協力者もいなくて、地道な作業が続いたそうです。
山アさんたった一人で始まった5S活動でした。

そこで無理に始めてもらうコトを考えるより、実際に山アさんがやって見せて、それを維持してもらうこと、継続してもらうことを考えたのです。
これも一つの方法ですよね。
理論を説くより、体感してもらった方が早いし、素直に分かりやすかったりするのです。
順序立ててやるより、出来るコトからやっていく、出来る所から広げていく場合もあるんですよね。
始める順番は違っても、結果的に一周回って繋がるんですね。
維持、継続が身について、そこから自発性が生まれるのです。

始めは一人だった活動も、協力者も増えて行きます。
カウンターパートと呼ばれる同僚は5Sトレーニングも受けていて、とても知識が有り頼りになるそうです。
現在、病院内の品質改善医療チームと一緒に、より一層の5S活動の普及を進めているそうです。


マラウイ人は目に見えて分かりやすいモノが好きなんですって。笑
掲示版なども目に見えて分かりやすいカタチにすると反応が良いそうです。
写真も大好き。ラミネートして目立つモノも好き。それも参加するモチベーションになるそうです。
そして評価されるとやる気に繋がるそうです。
意外とマラウイ人は点数を気にするので、点数化したりスコア化すると、競い合うキモチが盛り上がり、よりがんばるそうです。
効率や成果だけではなく、参加する人たちのやる気を引き出すこともとても大事なんですね。
まさにマラウイ人によるマラウイ人のための活動にするコトなんです。

その為にも、これからはもっと組織の上からの理解、協力も必要になるそうです。現場レベルでの働きかけと組織的なマネージメントとサポート、双方からのアプローチでもっともっと変えていくこと出来るそうです。
今の新しい病院長は若くてとても協力的で、病院としてもとても良い方向に向かっているそうです。
そして山アさん、もっと多くの人を巻き込んでいきたいそうです!


残り7ヵ月。言葉で伝えて、行動で実感してもらう。
決して派手な活動ではなく、地道な活動なんです。

始まりは小さな一歩から。
キミノチカラ 海をこえて。
僕たちは、そのチカラを信じています。



さて、
協力隊の大きな役割のひとつが、ニッポン代表です!
日本を伝える伝道師なのです。

山アさんも地域の小学校で日本を伝える活動をされています。
日本の文化紹介の授業をしているそうです。
折り紙をしたり、ジャパニーズフードと称してお焼きを作ったり。
地域の子供達の笑顔に、自分も元気になれるそうです。
普段とは違った活動に、ちょっとした息抜きにもなるそうです。

そういった活動から、また新たな出会いや発見があったりするんですよね。

青年海外協力隊には要請内容に書いていない様々な活動があります。
地域交流や趣味などのサークル活動に、ご近所付き合いまで。
そこで2年間生きると言う活動ですよね。

青年海外協力隊は決して与えるだけではなく、学ぶコト得るコトが多い活動だと、経験者は口を揃えて言います。

与えるものではなく、一緒に考えて、悩んで、築いていくモノ。

数字で計れるモノや、カタチになるモノばかりじゃないけど、
一緒に悩みながら、その場所で共に生きるコトが、青年海外協力隊なんだと。

改めて感じました。


さ、山アさんの夢は、まだまだ続きます!
協力隊の後は、オーストラリアで看護師をしながら農業をしたい。
そして、出来れば外国人と結婚して家庭を持ちたい。
スゴイ具体的なんだけど、壮大すぎて想像が追いつかない感じです。笑
でも山アさんならやれそうな気がしますね。

まずは残り7ヵ月のマラウイ生活楽しんで下さいね。


来週もマラウイ特集、まだまだ続きます。
ぜひお楽しみに〜!

そして、今年も大変お世話になりました!
来年もJICAボランティアの魅力を全力でお伝えしていきます。
みなさん、また来年もどうぞよろしくお願い致します!



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

今年度も多くのJICAボランティアが二本松訓練所から誕生しました!

情熱を持った訓練生たちは福島県で多くのことを学び、2年間の派遣へと旅立っていきます。
また福島県出身のJICAボランティアも700名を超え、現在も30名以上のJICAボランティアが世界中で活躍しております!

 活動の様子や現地でしか得られなかった体験談、それぞれの国で何を見て何を学んだのか、帰国後、ラジオを通して大いに語っていただきたいと思います!

 そして2016年度4次隊の訓練が1月5日から始まります!
スタッフ一同、次の訓練生たちを心待ちにしています!

訓練の様子はフェイスブックとJICA二本松ホームページでお知らせいたします!

来年もよろしくお願いいたします!


アクセスはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc
あなたの「いいね!」お待ちしております。

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2016年12月31日(gy) 08:30

現役の青年海外協力隊員に会いに行く特別編、第4弾! 〜マラウイ〜 看護師 山ア順子(ヤマザキ ジュンコ)さん

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」12/24放送

こんにちは、DJイタルです!
メリー!メリー!クリスマス!
なんか最近暖かい日が続いたからクリスマス感も年末感も無かったけど。

さぁ、4週目っす!
今週も海外取材特別編ですっ!
2012年セネガル、2013年フィリピン、2014年ヨルダンに続きまして、
現役の青年海外協力隊員に会いに行く特別編、第4弾!
7週連続企画、年末年始もまたいでのアフリカ「マラウイ」特別編です!

アフリカ「マラウイ」は南半球です。
そう言えば、日本で放送される今日はクリスマスイブ。
世間はだいぶ浮かれているんでしょうね。笑
マラウイにももちろんクリスマスがありますよね?
日本とは季節が逆になりますので、夏のクリスマスになります。
統計的には人口の7割以上がクリスチャンですから、日本よりも盛り上がっていそうですが、日本のようにパーティをすることはなく、教会に行ってユックリと過ごすそうです。
そんな教会で歌を歌う聖歌隊があるんですが、実は今週のゲスト山アさんは聖歌隊のメンバーなんですって。
昨年のクリスマスは教会で歌って過ごしていたそうです。
まさに海外ならではのクリスマスの過ごし方ですね。
なんとこの聖歌隊のライブDVDがあるんです。山アさんも出演されているそうですが、自分ではまだ一度も見てないそうです。恥ずかしいのかな?!笑
DVDのジャケ写にはちゃんと写っていましたよ!

そんな今週のゲストは、今まさにマラウイで活動しております、
青年海外協力隊 平成27年度1次隊 看護師 山ア順子(ヤマザキ ジュンコ)さんです。
四国は、徳島県のご出身です。

今週はマラウイの首都リロングウェから車で3時間、山アさんが活動する‘ンチェウ’という町にあります県立病院からお届けします!
この‘ンチェウ県’はマラウイの中部にあって、大きくもなく、小さくもなく、マラウイの標準的な田舎町だそうです。
山アさんは、そのンチェウ県の中で一番大きな病院に派遣されています。


山アさんの協力隊の道は、ホントに長かったんです。

中学生の時にオードリー・ヘップバーンに憧れて、国際協力に興味を持ちます。
ユニセフの親善大使であったヘップバーンはアフリカのソマリアという国で活動されていたそうです。
熱烈なヘップバーンのファンだった山アさんは、ヘップバーンがやったこと全てが山アさんの興味になったのです。
ヘップバーンのように、いつかアフリカに行って、人のために役立つことしたいと思い続けるのです。

そしてなんと早くも、高校生の時に青年海外協力隊の募集説明会に参加したそうです。
いやー早いっすね!国際協力まっしぐらじゃないですか?!
けっこう行動派です。

しかし、ここで気付いたそうです。
職歴がないと参加が難しいのではないか・・・
もちろん資格や経験が無くても参加できる職種もありますが、しっかりと資格を取って経験を積んでから参加しようと思ったそうです。
正直、どんな話だったのかは覚えていないけど、ただ感動したって。
説明会に参加して、協力隊に行きたいと言うキモチは強くなったそうです。
漠然とした夢だった国際協力が、より現実のモノになったのです。

山アさんにとって看護師は、国際協力を目指すための方法のひとつだったのです。
人の世話をするのが好きで家族にも勧められ看護師を目指しますが、根底にある目標は国際協力だったのです。
看護師になって、世界で活動したい。
看護師と国際協力は別々の夢ではなくて、繋がっているんです。

決して中途半端なキモチではなく、追い求めるからこそ時間もかかりました。
大阪、兵庫、徳島と看護師として11年の経験を積みました。
実はこの間、25歳の時に一度協力隊に応募しているそうです。
この時は残念ながら、健康面で不合格だった。
まぁ協力隊はカラダが資本ですから、最低条件が健康なんです。
特にアフリカ地域はマラリアなどの感染病もありますので、より健康が求められるのです。

その後、赤十字病院にもいたので、そちらで海外に行けないかと模索していたそうですが、こちらも時間がかかるコトを知り断念・・・

ならば英語を勉強しようと、ワーキングホリデーで2年間オーストラリアに行くことに。
そして、まさに自分のキャリア・経験を活かそうと、海外でアシスタントナースの資格を取得して現地の病院や老人ホームで働いていたそうです。

国際協力の道にも様々なアプローチがあるもんですね。
ヘップバーンに憧れたあの時からカウントすれば、およそ20年。
そしてついに、青年海外協力隊2度目のチャレンジの時がやって来ました。

およそ20年言い続けてますから、周りの反応はすこぶる良好です。
むしろ、やっとか!と言うのが周りの正直な感想ですよね。

希望は、第一、第二はマラウイ、第三はタンザニア。
行くなら絶対にアフリカが良かったのです。
完璧にアフリカ推しですよね。

そして、なぜか徳島出身の方はマラウイ派遣が多いらしい。
なぜに?本当に?
日本の地域によって派遣国の偏りがあるのかな?
徳島とマラウイは似ているとか?
掘り下げてみたら面白いデータが出るかもしれませんね。
徳島県の方、ぜひ調査してみてはいかがでしょうか?

家族や周りの大応援のもと、見事第一希望をつかみ取ったのです。
中学生の時に夢見た国際協力の世界へ、苦節20年?!笑
夢にまで見た国際協力の世界はどんなモノなのでしょうか。

マラウイでの活動についてはまた来週です。


さて、またまた停電の話をしますが、マラウイでは日常的に停電や断水があります。ここまではもう皆さん分かっていますね?
レストランでメシ食ってても、朝シャワーを浴びていても、容赦なく停電になります。明かりが点いているのは発電機があるホテルとレストランだけ。レストランを出て、真っ暗な町を見るととても星がキレイに見えたんです。
そう思うと停電も悪いことばかりじゃないな、と思ったんですが・・・
そんな生やさしいもんじゃないんです。
少しでも星空見上げておセンチな気分になってスミマセン。
先週のゲスト本田さんの街では2日間停電が続いたって言っていましたが、上には上がいるもんです。
なんと山アさんが活動するこの町では1週間停電、その後5日間断水。
電気と水の連続パンチです。
マジで精神的にやられるそうです。
そのかわり、ある‘特技’を手に入れます。
本田さんも言ってましたが、‘火おこし’はめっちゃ早くなったそうです。笑
マラウイの協力隊は‘火おこし’がとても上手くなります。笑

無いものは無い。
無いことを嘆くより、あるモノを使って出来るコトを考える。
マラウイの人は工夫ひとつでいろんなモノを作り出すことが上手なんです。
まさに協力隊に求められるチカラですよね。
もしかしたら僕たち日本人が最近忘れているコトかもしれませんね。
モノがありすぎて、かえって見えなくなっているモノがあるのかもしれません。


まだまだ僕たちがマラウイから学ぶコトも多そうです。

来週もマラウイ特集、まだまだ続きます。
ぜひお楽しみに〜!



☆ JICA二本松インフォメーション ☆


訓練の様子などはJICA二本松訓練所のホームページ、facebookで随時更新しています。
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2016年12月24日(gy) 08:30

現役の青年海外協力隊員に会いに行く特別編、第4弾! 〜マラウイ〜 青少年活動 二本松市出身 本田藍(ホンダ ラン)さん

青少年活動
二本松市出身 本田藍(ホンダ ラン)さん

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」12/17放送

こんにちは、DJイタルです!

3週目ですっ!
今週も海外取材特別編ですっ!
2012年セネガル、2013年フィリピン、2014年ヨルダンに続きまして、
現役の青年海外協力隊員に会いに行く特別編、第4弾!
7週連続企画、年末年始もまたいでのアフリカ「マラウイ」特別編です!
まだまだ続きますからね!

何度も言いますが、アフリカ「マラウイ共和国」ですよ!
もういい加減、ドコにあるかわかりましたね?
もうさすがに3週目ですからねぇ。
来週はテストしますよ!

マラウイは数字の上では世界の中でも最貧国と言われていますが、
「Warm Heart of Africa=アフリカの温かい心」と言って、困っている人がいると放っておけない、みんなで助け合う優しい心を持った国だそうです。
ハイッ!ここテストに出ますからね!

正直、今まで訪れた開発途上国のイメージとはちょっと違います。
てにギラギラしてないんです。言い方悪いですが、スレてないんです。
経済発展が著しい開発途上国は、街が変わって行くスピード感とその流れについていこうとする人々の勢いを感じるコトが多かったんですが。
マラウイはみんな穏やかにゆったりと生きている。
時間がユックリ進んでいる感覚です。
途上国の首都と言えば、建設ラッシュでビルが建ち並び、我先にとクラクションが鳴り響き、割り込みなんて当たり前ってイメージなんです。
経済発展の勢いと車のクラクションの数は比例するんじゃないかと思うくらい。
でもマラウイでは、最近クルマが増えてきているのは確かなんですが、待っている車がいれば譲って入れてあげる、クラクションなんて道路を横断するヤギかウシにしか鳴らしませんから。これホント!笑
信号も一つしか見かけなかったし、ってか停電で光っていなかったし。
でも少なからずお互いの譲り合いの心が、マラウイの交通事情を支えているのは確かかなと思います。

そんな今回のマラウイ取材の最大のミッションと言えば、二本松市出身の青年海外協力隊員に会いに行くコト。
二本松市出身の女の子が地球の反対側で孤軍奮闘しているって聞いただけで応援したくなるでしょ!
どんな女子か会いたくなるでしょ!
どんな場所で生活しているのか気になるでしょ!
こんなに会いたいって、超遠距離恋愛の気分でしたよ。笑


今週のゲストは先週に引き続き、今まさにマラウイで活動しております、
青年海外協力隊 平成27年度1次隊 青少年活動
二本松市出身 本田藍(ホンダ ラン)さんです。

マラウイの子供達は、バイクを総称してHONDAと言うそうです。
ヤマハだろうとスズキだろうと、バイクは全てHONDAと言うそうです。
さすが世界のホンダです!
そりゃ本田らんさんの自己紹介は鉄板ですよ。
私はバイクです!って、言っているようなもんでしょ。笑
それも名前はランですから。Runでしょ?
私の名前は「走るバイク」です。って、最強のネタですよ!


マラウイの首都リロングウェから1時間半のクルマの旅。
今週も、本田さんが活動する‘ムチンジ’という町にあります小学校の教室からお届けします!

この‘ムチンジ’という町は水不足が深刻で、乾季になると朝5時半から8時半にしか水が出ないそうです。
その時間を逃すと、さぁ大変。2日くらい水が出ない日もあるとか。
水力発電のマラウイは水がないと発電も滞るのです。
1日に3,4時間電気がつけばラッキーだって。
なんとつい最近、まる2日くらい停電が続いたそうです。
パソコンも携帯も充電が切れて、音信不通の状態が続いたそうです。
ホテルの僕の部屋だけお湯が出なかったくらい、まだ良いほうですね。
ってか、それはただ引きが悪かっただけか・・・笑

でも、そろそろ雨季に入っているので突発的にスコールが降ることもあるとか。
本田さん的には今日の空の感じでは大丈夫だろうと言っていましたが、なんせ教室の屋根がトタン屋根ですからね。まさかスコールなんて降り出したら雨音がスゴくて、収録どころではなくなってしまいます。
もちろん本田さんを信じていますし、私、晴れ男でございますので。
さ、急いで収録しましょ!!

本田さんの職種が「青少年活動」です。
まぁ簡単に言うと、青少年の健全な成長の支援を目的とした活動です。
本田さんのような学校での活動もあれば、児童養護施設のようなところでの活動だったり、施設なども無く村にいる子どもたちに対しての活動支援だったりと、実は幅広くいろんなカタチがあります。

本田さんはムチンジ県にあるムチンジ教師研修センターに派遣されており、このセンターの管轄地区にある小学校を巡回して、表現芸術科目に対する支援を行っているのです。
表現芸術と言うのは、絵や工作、音楽、体を動かすこと、裁縫、などなど日本でいえば情操教育でしょうか。図工、音楽、家庭科、体育などが混ざったイメージの科目になります。
本田さんが活動するこの学校は1年生から8年生まで全校生徒4000人という大きな小学校なんです。1クラスなんと100人以上、多いときは160人とか・・・
これだけの人数のクラスをコントロールするって・・・ふぅ。

本田さんは学校で活動していますが、厳密には先生ではないんです。
あくまでも現地の先生をサポートするのが役割になります。
ここが大事!現地の先生が自発的にしっかりと授業ができるようになることが大事なんです。
が・・・
ただ、現地の先生の意識というか意欲が少し低いところが悩みのタネ。
音楽の授業なんかでは知識不足、経験不足のために教えられないとサジを投げられたりすることもあった・・・本当にホイって投げられるそうです。
これは日本人のシゴト、あなたの役割でしょ!って。

実際、子供の数も多いので授業で実技をするにもマネジメントが難しかったり、150人の子供達をコントロールするのが困難だったり、先生の負担が大きいのも事実なんです。情操教育なのに実技をせず、セオリーだけで終わってしまうと言う状況が生まれているのです。

でも、だからやらないってワケにはいきません。
現地の先生達が自らできる授業の方法や使える教材を考えるのです。
そして子供達が楽しめる授業を、子供達の反応もひとつの答えですよね。
本田さんの授業例を見て貰うこともアプローチのひとつ。出来るだけ実技を増やして、視覚教材を使って、生徒にも先生にも見てわかりやすい授業を心がけているそうです。見て理解を深めよう作戦です!

僕たちも、実際に本田さんの音楽の授業を見せて頂きましたよ。
現地の先生と一緒に教壇に立って、生徒に呼びかけます。
音符や記号が書かれた紙で作った教材を使って、一緒に歌いながら教えていく授業です。子供達はホントに楽しそうで、恥ずかしがる姿は微塵も無く、本田さんの指揮の元しっかりと歌っていました
子供達は思い切りが良くて、見ていて気持ちがイイ!
その後2・3日はその歌が僕の頭の中でずっとリピートされていましたよ。笑


根本的には教師の意欲と指導レベルの底上げが、マラウイの教育現場に必要なことだそうです。
それには時間がかかるし、もっと組織の上からの働きかけも必要だったり。
だからと言って現場をあきらめるのではなく、現場で出来ることを見つけることに協力隊はチカラを注いでいるのですね。
そして、意識や意欲の改革は、現場の人間の熱意が必要なんです。
現場をどう動かしていくか、周りをどう巻き込んでいくか。
協力隊に求められるチカラなんですね。

そこで今、本田さんがやろうとしているのが合唱コンクール!
1校だけでなく学校の枠を超えて情操教育の促進をはかる活動。
まだ3校の参加だけど、残り7ヵ月で管轄内の全ての学校を含めて合唱コンクールやりたいそうです
そして自分が帰ってからのことも考えますよね。日本から送られてきた鍵盤ハーモニカとリコーダーの使い方を指導して、帰国後にもしっかり使ってもらえるように環境を整えたいそうです。

今できることと持続性。
今がきっと、未来に、次の世代に繋がっているから。 
焦らず押しつけず、現地の人たちと一緒に歩む。

けして特別なことじゃなく、当たり前の日常がそこにある。
教室があって、子供たちがいて、先生としてそこに立っている。
挨拶をすること、授業をすること、何気ない会話をすること。
慕われていることさえ日常、その日常がそこにあるんですね。
そこに生きる。共に生きる。

改めて協力隊の生きるチカラを感じました。


さて今回はなんと本田さんの自宅にもお邪魔しました。
なかなか女子の家にあがることないですからね。
ちょっとドキドキします。いや、すげぇドキドキします。笑
海外で女性の一人暮らしですから、やはりセキュリティが気になるところですが、ALSOKもセコムもないけど、最強のセキュリティが1匹いるのです。
玄関先に犬が一匹、本田さんが飼っているワンちゃんだそうです。
どんな鍵をかけるより、勇敢な1匹が本田さんを守っているのです。
ちょっと睨まれてビビりましたもん。笑
マラウイでは単身用の家などは無く、家族で住むことが大前提。
ですから本田さんの家も家族用の一軒家なんです。
キッチン、リビング、3ベッドルーム、シャワーもトイレも2つ!
なんとも羨ましいめっちゃ贅沢な家なんです。
と言っても、セキュリティ面を考えると、どうしてもこう言った家にならざるをえないのです。
最初は広すぎて怖かったとか。広いなりに悩みもあるんですね。

停電の話もしましたが、本田さん家も例外にあらず。
キッチンはあるけど、料理はなんと炭です。
スゲェよ!七輪で料理ですって!
贅沢やで、毎日炭火焼きですから。笑
醤油とキューピーマヨネーズ、わさびは手に入るそうです。
残念ながら本田さんの手料理を振る舞ってもらう時間は無かったんですが、なんか美味しそうな想像ができます。笑
本田さん、火をおこすのがマジ上手いんだって!
にわかキャンパーお手上げの、さすがのサバイバル力ですね。

そのサバイバル力を日本でどう活かしていくのか?!
じゃなくて、協力隊の経験を今後の人生にどう活かしていくのか。

本田さんの根っこにあるのは、「教育」と「海外」
自分も子供の時に海外に行くチャンスをもらって自分の世界観が大きく変わったように、子供たちにもいろんな世界も見てもらいたいそうです。
海外に興味がある子供たちのために手助けをしたい。
日本の子供たちと海外の子供たちを繋げる手伝いをしたい。
本田さんの未来と子供達の未来、楽しみですね。


いろんな選択肢があって、いろんな一歩がある。
その一歩を踏み出すかどうか。
はじまりは小さな一歩から。
キミノチカラ海をこえて。
僕たちはそのチカラを信じています。


来週もここマラウイで活動している協力隊員の登場です。
ぜひ来週もお楽しみに〜!



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

今週14日(水)、2016年度3次隊の修了式が行われました。
新たに135名の青年海外協力隊員が生まれ、訓練所を旅立っていきました。
来月から順次それぞれの派遣国へと渡航して行きます!

修了式や訓練の様子はJICA二本松訓練所のホームページ、facebookで随時更新しています。
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2016年12月17日(gy) 08:30

現役の青年海外協力隊員に会いに行く特別編、第4弾! 〜マラウイ〜 青少年活動 本田藍(ホンダ ラン)さん

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」12/10放送

こんにちは、DJイタルです!

もちろん今週も海外取材特別編です!
2012年セネガル、2013年フィリピン、2014年ヨルダンに続きまして、
現役の青年海外協力隊員に会いに行く特別編、第4弾!
先週から7週連続企画、年末年始もまたいでのアフリカ「マラウイ」特別編です!

何度も言いますが、アフリカ「マラウイ共和国」です!
まぁ今週も聞き返されましたよ。笑
ん?ドコにあるの?

先週もご紹介しましたが、改めて説明しよう!
「マラウイ共和国」は、アフリカ南東部にある内陸国です。
大きさは北海道と九州を合わせたくらい、南北に細長い国です。
マラウイは数字の上では世界の中でも最貧国と言われていますが、一方で、
「Warm Heart of Africa=アフリカの温かい心」と言って、困っている人がいると放っておけない、みんなで助け合う優しい心を持った国だそうです。

日本からは、直行便はありませんので、飛行機を2回乗り継いで行きます。
まずは、成田から香港、香港から南アフリカ:ヨハネスブルグ、ヨハネスブルグからマラウイの首都リロングウェ。乗り継ぎを考えるとだまって24時間を超えるわけです。丸一日以上の移動になります!

ほら、行きたくなったでしょ??
マジで「マラウイ」自信を持ってオススメします!

ヨーロッパではバカンスでアフリカを訪れる人が多いそうですが、実はこのマラウイ、アフリカが好きな人に聞いたアンケートで、行きたいアフリカの国ナンバー1に選ばれたことがあるそうです。スゴイ知名度ですよね。
で、その理由はと言うと、アフリカが好きな人は観光資源の多いケニアやタンザニアなどはもうすでに行っていて、まだ見ぬアフリカの地ということでマラウイが選ばれているそうです。笑。

そんなマラウイで、今まさに活動中の青年海外協力隊に会いに来たのです。
今回の取材は、実は二本松市役所の方がJICAボランティアの活動やJICA事業の現場を視察する「JICAボランティア事業理解促進調査団」の同行取材なのです。
二本松市役所 高齢福祉課 旗山貴大さん。
今回の調査団団長 二本松市役所 企画財政課 石井栄作さん。
というお二人の二本松市役所の方と旅を共にしております!
その他、コーディネーターとしてJICA二本松から永井涼さん。
そして、ふくしまFMから僕DJイタルと、古賀徹アナが同行しています。

で、古賀さんが担当している今週火曜日のインプレス(ふくしまFM 13:30〜16:00 OA)では、二本松市役所の旗山さんにもご出演頂きまして、まるっと2時間半のマラウイ特集をお送りしましたが、まぁ正直言い足りないっすよね。
でも、こんなにマラウイを掘り下げた特集はふくしまFMでも初ですから、面白い番組になったのでは?
そして旗山さんの話も興味深かった。行政人として、二本松市民として、20代の男性として、日本人として、いろんな見方いろんな意見があるんだなと関心するばかりでした。さすが二本松市役所の若手のホープ!!
1週間ぶりにお会いしましたけど、なんか懐かしく感じましたね。笑
思い出しますよ、夜な夜な団長を囲んでカールスバーグを片手に国際協力談議に花を咲かせていたマラウイの夜を。これまたビールが美味いんです。笑

いやいや、ただ夜な夜な飲んでたわけでは無いッスよ。
今回の調査団のメインイベントと言えば、二本松市出身の青年海外協力隊員に会いに行くコト。
二本松で生まれ育った女の子が、二本松市の国際交流プログラムで海外に興味を持ち、そして、青年海外協力隊に合格してJICA二本松で訓練を受け、今まさにアフリカ:マラウイで活動している現場を視察する。
まさに二本松市の方にぜひ見て頂きたい視察となったワケです!

もちろんこの番組「キミノチカラ」でも収録させて頂きましたよ。
今週から2週にかけて二本松市出身の協力隊員の登場です!


さ、ということで、今回で116人目のゲストさんになります!
今週のゲストは、今まさにアフリカ:マラウイで活動しております、
青年海外協力隊 平成27年度1次隊 青少年活動 本田藍(ホンダ ラン)さんです。
我らがJICA二本松があります、二本松市のご出身です!
南半球、地球の反対側のアフリカで、会った瞬間になんかホッとするのは、おなじ福島県出身の安心感なのでしょうか。

当ブログで何度も言ってます私の勝手な持論「協力隊女子カワイイ論」ですが、ここアフリカでも健在でした!‘らんちゃん’って名前もカワイイでしょ。笑
穏やかで和やかで、マラウイの雰囲気そのままの女の子です。


さ、今回は本田さんが活動する‘ムチンジ’という町にやってまいりました。
マラウイの首都リロングウェから南へクルマで1時間30分の町です。
マラウイの田舎町といったところでしょうか。

この町にある本田さんが活動する小学校にお邪魔しました。
広い敷地の中に、平屋のコンクリートの教室がいくつか並んでいます。
なんと全校生徒4000人を超えるマンモス校です。と言ってもマラウイではそんなに珍しいことではないらしいのです。
(3)マラウイの小学校は1年生から8年生まで、単純に計算しても1学年500人。
学校内を視察させて頂くと、ひとつの教室に150人以上の子供達が床に座って授業を受けています。机やイスは高学年から振り分けられているので、低学年にはまわってこないそうです。
机やイスどころか、生徒数が多いために教室の数も足りずに青空教室で授業を行うこともあるそうです。

そんな中、子供達の歓迎ぶりがスゴイのです!
校長先生が子供達に声をかけると、大きな声で返ってくる。
まるでライブ会場のようなコール&レスポンス!
最初はモノ珍しそうに遠くから眺めていた子供たちも、教室を出る際にはハイタッチを求めてくるくらいの歓迎でした。スゴい、なんか人気者になった気分です。笑


本田さんが配属されていますのはムチンジ教師研修センター。
この教師研修センターの管轄地区にある小学校を巡回して、表現芸術科目に対する支援を行っているのです。
ですので、今回訪れておりますこの小学校も、本田さんが活動している学校の一つなのです。
今回は、こちらの小学校の教室をお借りしましてキミノチカラ収録です。


本田さんがマラウイに来て1年4ヵ月。
もう半分以上が過ぎて、いろんな課題を克服しながら、やりたいコトも少しづつカタチになってきている時期でしょうか。子供達の反応や地元の先生とのやりとりを見ていると、そこに溶け込んでいる様子が見えるのです。
なんか嬉しいっすね。

二本松市出身の本田さんの海外への興味は、中学生の時。
二本松市の中学生を海外の姉妹都市に派遣する‘市民の翼’というプログラムに参加して、アメリカに1週間ホームステイをしたそうです。
はじめて見た海外は全てがキラキラしていて、こんな別世界があるんだとすごくワクワクしたそうです。

そしてなんとタイムリーなことに、その後、中学2年生の夏休みにJICA二本松の体験入隊にも参加しているそうです。
そこで青年海外協力隊を知り、言葉も文化も違う世界に行きたい人たちがこんなにいるんだと感心したそうです。
しかし、その時はまったくの他人事だったそうです。
まさか自分が協力隊に行くとは、夢にも思っていなかったって。正直です。笑

ただ海外への興味・関心はその後も続いていきます。
大学進学を考えた時に、国際交流や英語の勉強が出来る大学を選びます。
教育学部で国際教育を専攻して、世界の教育の歴史やいろんな国の教育方針などを学んだそうです。
そして大学でもうひとつ大きな目標がありました。
「もう一度憧れのアメリカへ留学したい。」
留学のしやすさも大学選択の理由のひとつだったのです。

そして、交換留学プログラムを使って1年間アメリカに留学したそうです。
しかし、中学生の時に憧れたアメリカが違って見えた・・・こんなはずじゃなかった。
旅行で見るのと生活するのは違った。言葉の壁、文化の壁に悩んで、正直少し辛い留学経験だったそうです。
理想と現実、思いとのギャップに苦しむことが協力隊でもありますよね。
きっとその経験が、今のマラウイでの生活に活きていますね。

大学卒業後は、教育や人に携わる仕事がしたいとコンサルティング会社に就職されたそうです。営業として日本社会で働きます。

ずっと心の中にある海外に行きたいというキモチ。
就職した会社でやりたかったシゴトがここじゃ出来ないと分かった時、自分の中で何かが動きだしたと言うか、もう次に向かっていたのです。
じゃ何をする?
やっぱり海外に行きたい!
出来るだけ早く海外に行きたい!

そこで見つけたのが青年海外協力隊だったのです!
協力隊員ってこういう出会いがあるんですよね。
人生の岐路に立った‘その時’協力隊と出会うんです。

タイミングは人それぞれですよね。
いつ?なんて誰にも分からないんです。
自分が決めた時が、‘その時’なんだと思います。
‘その時’に導かれていろんな人生が集まる青年海外協力隊。

しかし本田さん、切り替え早かったですね。
だって春募集に応募していますでしょ?
4月に就職して、もう5月には協力隊に応募してますからねぇ。
この辺の判断力と思い切りの良さも協力隊員には必要なのかもしれませんね。
だって迷って踏み出していなかったら、青年海外協力隊になってませんから。笑

難しく考えずにあまり構えずに、ってことで言えば、中学生の頃からJICAが身近にあったってのも、これ大きかったんじゃないですかね。

だって本田さん、「応募してみようかな」って軽いキモチで応募したそうですから。笑。
前のめり過ぎない、熱すぎない適度な距離感というのでしょうか。
意外と、このぐらいのキモチの温度が良いのかもしれませんよ。


さて、国際交流に留学と学生の頃から海外志向の本田さんですから、さぞかしご家族の理解があると思ったら、なんと大反対!!
協力隊を受けようかな、って言ってみたら反対され、その後の受験も合格通知が届いてからも秘密にしていたとか。
悩んで悩んで悩んで悩んで、よし行く!って自分の全ての覚悟を決めてから家族に報告したそうです。最近の協力隊員でよくある事後報告ってやつです。笑


正直、合格通知が届いてから、しばらく迷ったそうです。
実は希望はスペイン語圏の中南米。
合格通知を開いてみたら、「マラウイ」だった。
通知が届くまで、マラウイがどこにあるかも知らなかったくらい。
アフリカ・・・かなぁ?
本田さんのアフリカのイメージは砂漠、裸族、現地語。
電気、水、家はあるの?
そんなアフリカで自分は何ができるのだろう。
今、このタイミングで行っていいのだろうか。
正直、アフリカはあまり行きたくない。というキモチが受験の時にはあったそうです。
だからとっても悩んだのです。

逃げるのは簡単だけど、今このタイミングにはきっと意味がある。
今、アフリカに行けるチャンスを手にしている。
今行かなかったら、一生アフリカには行かないかもしれない。
だったら、行ってダメかもしれないけど、トライはしてみよう!

そうして、アフリカ「マラウイ」行きを決意したのです。


マラウイ派遣の訓練はJICA二本松訓練所です。
まさに本田さんの地元二本松市にある訓練所。
中学校の時に初めて訪れた、あのJICA二本松訓練所です!
まぁいくら地元だと行っても、実家から通うわけにはいかないんですが。笑

いろんな人と出会い、いろんな話をして、刺激的な訓練の日々だったようです。
そんな訓練を共に乗り越えた12人の同期に支えられながら、今マラウイで活動しています!

本田らんさんがここマラウイでどんな活動をしているのかは、また来週です。
ぜひ来週もお楽しみに〜!



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

現在、JICA二本松訓練所では2016年度3次隊の派遣前訓練が行なわれています。
10月6日に始まった訓練も残すところあと4日。
昨日は語学の最終試験も実施しました。
JICAボランティア候補生は語学試験、講座試験をクリアしてはじめてJICAボランティアとなることができるのです!

また今週月曜日はもっとも大切な行事の一つである「皇太子御接見」がありました。2年間の派遣を前に、JICAボランティアとして果たすべき役割、激励をいただく場を設けております。

さて、来週14日(水)は2016年度3次隊の修了式を執り行います。
136名の訓練生は、晴れて青年海外協力隊員となります!

修了式や訓練の様子はJICA二本松訓練所のホームページ、facebookで随時更新しています。
訓練生の成長の様子をぜひチェックして下さい!
アクセスはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc
あなたの「いいね!」お待ちしております。

合わせて、この番組のFacebookもよろしくお願いします。
キミノチカラFacebookはこちら!→https://www.facebook.com/fmf0818
2016年12月10日(gy) 08:30

現役の青年海外協力隊員に会いに行く特別編、第4弾! 〜マラウイ〜

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」12/3放送

こんにちは、DJイタルです!

いや〜、またまたですか?
そうなんです、またまたなんです!

行って参りました、海外取材!!
2012年セネガル、2013年フィリピン、2014年ヨルダンに続きまして、
現役の青年海外協力隊員に会いに行く特別編、第4弾!

今回の行き先は、アフリカ「マラウイ共和国」です!

今週から7週連続企画、年末年始もまたいでの「マラウイ」特別編になります。
ぜひお楽しみに!


ん??
マラウイですか?
え、知らない?
聞いたことがない?

そりゃ、そうでしょ!!
派遣される青年海外協力隊員だって、どこにあるか知らないんだから!笑

ってくらい、日本では馴染みの少ない国の一つですよね。
合格通知が届いて、初めてアフリカだったって気付く隊員もいるくらいです。

前回の海外取材までは、周りに海外取材に行くと報告すると、
「治安大丈夫?危険じゃない?」と心配されていましたが、
今回ほど「え?ドコ?」と聞き返されることはなかったです。笑

そんな「マラウイ共和国」は、アフリカ南東部にある内陸国です。
大きさは北海道と九州を合わせたくらい、南北に細長い国です。
マラウイ湖と言う大きな湖があり、国土の20%を占めています。
マラウイは数字の上では世界の中でも最貧国と言われていますが、一方で、
「Warm Heart of Africa=アフリカの温かい心」と言って、困っている人がいると放っておけない、みんなで助け合う優しい心を持った国だそうです。

さて、日本からどうやって行くかと言いますと。
直行便はありませんので、飛行機を2回乗り継いで行きます。
まずは、成田から香港へ。およそ5時間のフライトです。
続いて、香港から南アフリカ:ヨハネスブルグへ。13時間以上かかります。
そして、ヨハネスブルグからマラウイの首都リロングウェに到着。2時間半位。
とまぁ、単純に足し算しても21時間くらい・・・そこに各国でのトランジット時間と、まぁ途上国の飛行機事情と言えば遅延ですから、それらを全部足しますと、だまって24時間は超えるわけです。
丸一日以上の移動になります・・・ちと、遠いでしょ?

自分が何回機内食を食べたかも忘れるくらい、寝て食べて乗り換えを繰り返す移動なんです。笑
まぁ記憶が正しければ、おそらく4回はメシ食った気がしますが・・・

プチ時差ボケの中、無事にマラウイに到着。
アフリカの国って聞くだけで勝手に暑い国と思っているので、空港に降りた瞬間の‘涼しさ’にちょっと驚きます。あれ?って拍子抜けする感じ。
ちょうど乾季から雨季に入っている時期で、マラウイはこれから夏を迎えます。それでも日本のようなジメジメした感じはなく、むしろ日本より過ごしやすいそうです。
ただ南国特有の日差しの強さは感じますよ!ジリジリします。
まぁこれが後々、私の右腕に異変をもたらすことになるんですが。

車移動の際、いつも右側の座席に座っていたんです。せっかくですからアフリカの風を感じようと窓を開けながら毎日走っていたら、何ということでしょう。
3日目には時計の後が残るくらい日焼けをしているではありませんか。
どうりでシャワーを浴びる際に、右腕だけヒリヒリするわけですよ。
マラリア対策の虫除けスプレーの塗りすぎかなって思ってたら、まさかの日焼けです。気温の過ごしやすさに、完全に油断してましたよね。


さ、マラウイに到着してまずは、首都リロングウェにありますJICAマラウイ事務所にご挨拶です。
青年海外協力隊が派遣されている国には、必ずJICA現地事務所があります。青年海外協力隊をはじめとするボランティア事業はもちろん、技術協力など様々な分野での事業展開を行っているのです。

今回お邪魔しましたJICAマラウイ事務所は3階建てのビルです。
おそらくマラウイの中でも高い方のビルに入るでしょう。
昨今、経済発展が著しい開発途上国の首都はどこもビルが建ち並び、経済成長のスピード感とギラギラした勢いを感じる国が多い中、マラウイはなんと穏やかなんでしょう。緑も多く街全体が公園のようなゆるやかさを感じるのです。

JICAマラウイ事務所の皆さんに温かく迎えられ、これからマラウイで生活するための安全対策や健康管理についてブリーフィングを行いました。
そして、JICAマラウイ事務所の所長徳橋さんから、マラウイにおけるJICA事業についても丁寧にお話頂きました。

今回番組の中で、マラウイ事務所の徳橋所長のインタビューもお送りいたしましたが、‘マラウイ愛’を感じるとても優しい所長さんで、ご自身も青年海外協力隊の経験者なんです。
なんと、この番組にも何度かご出演頂いておりますJICA二本松の洲崎所長とはザンビアでの協力隊時代からの先輩後輩だそうです。
どうりで洲崎所長と同じ‘アフリカ愛’‘協力隊愛’を感じるわけです。

マラウイでのJICAボランティア派遣は1971年から始まりまして、45年の派遣実績があります。JICAボランティアが派遣された数は世界の中で最も多く、現在も77名の青年海外協力隊が派遣されているそうです。
マラウイでの親日感情は、ここに理由があるんですね。

現在のマラウイの外務大臣の中等学校時代の数学の先生が、青年海外協力隊だったそうです。外務大臣になった今でも、よくそのコトを話してくれるそうです。そして、とても感謝しているそうです。
今、マラウイの国づくりの中核を担う人たちが、青年海外協力隊員に習っていたって、それってすごくないですか?
青年海外協力隊の小さな活動が45年かけて国づくりに繋がっている。

国際協力と聞くと、世界との繋がりと言う‘横の広さ’ばかりを考えてしまいますが、実は歴史という‘縦の深さ’が作るモノも大きいんだと思います。

中東ヨルダンに取材に行ったときに感じたコトを思い出しました。
(※中東ヨルダンでの取材模様は、ぜひバックナンバー〔2014年9,10月〕で!)

どんな職種でも、青年海外協力隊の大きな役割のひとつが「人づくり」
人づくりが、国づくりになる。
国づくりが、子供たちの未来を創る。
青年海外協力隊は、未来を創っているのです!


さて、今回は7人の青年海外協力隊員に会うことが出来ました。
小学校や中高等学校、水開発事務所やコミュニティ開発局、そして病院などに派遣されている隊員達です。
2年間という限られた時間の中で地域に根ざし、それぞれに悩みを抱えながら、それでも与えられた環境の中でマラウイの為に一生懸命に活動する青年海外協力隊。
今週は4人の協力隊員のインタビューをお届けしました。

◇ 平成26年度2次隊 コミュニティ開発 原まひと隊員
ムチンジ県にある水開発事務所で、井戸の管理組合の機能強化に尽力しています。ムチンジ県内にある2500本の井戸の管理組合に対して、適切に維持管理が出来るようにアドバイスする活動だそうです。
また井戸管理の活動に関連して、人糞を堆肥化するコンポストトイレの普及にもチカラを入れていて、ようやく堆肥が活用できるレベルまでになってきているので、残された時間で堆肥ができるまでのフォローアップをしていきたいそうです。
日本に帰国したら、日本食、特に納豆が食べたいって。笑

◇ 平成26年度3次隊 コミュニティ開発 池上きょうへい隊員
原隊員と同じ水開発事務所で活動されていて、エリアメカニックと呼ばれる地域の井戸の修理工と一緒に村の井戸を周り、壊れている水路を再建築するのをアドバイスしたり、キレイに保つようにマネージメントするための助言をして回っているそうです。
井戸の修理工の人達を集めて、修理の技術を競うコンペティション(大会)を開催して技術の向上を目指す活動もしているそうです。
なんと取材の次の日が、この大会の日だったとか。
実は池上さん、本田技研工業からの現職参加なんです。
帰国後は、海外に関連する部署に異動して、協力隊の経験を活かしていきたいそうです。
原隊員と同じで、やっぱり日本食が食べたいって。マラウイには日本料理屋が無いので、日本食に飢えているそうです。笑

◇ 平成27年度1次隊 コミュニティ開発 堀口なおみ隊員
バラカ県のコミュニティ開発事務所で成人識字教育をメインに、その他、担当地域のコミュニティに対して、生活環境の改善や収入向上支援を中心に活動を行っているそうです。
OVOP(一村一品)のワインやドライマンゴー作りにもチカラを入れていて、実際に村の加工場も見せて頂きましたが、驚くほどキレイに管理されていて、現地の方の意識と意欲の高さが試食したマンゴーの味からも感じました。
帰国したら温泉に行きたいそうです。温かいお風呂が切なる願いなんです。
マラウイにも温泉があって実際に見に行きましたが、川沿いのオープンエアでなかなか女子が入れる環境ではなかったですね・・・
ぜひ帰国後は温泉へ。福島にも良い温泉が沢山ありますので、ぜひ来て頂きたいですね。

◇ 平成28年度1次隊 薬剤師 砂田さちえ隊員
首都リロングウェにありますカムズ中央病院で薬剤師として活動されています。中央病院ということで、地域の中心となる医療機能を備えた病院だそうです。
5Sを用いた在庫管理の向上、薬品の安全使用の啓発、病院中の5Sチームと協力して職場環境の改善を目指しています。
5Sはこの番組でもお馴染みになりましたよね?
日本で生まれた整理整頓から安全で効率的な職場環境を目指す活動です。
整理、整頓、清潔、清掃、しつけ。アルファベットの頭文字を取って「5S」です。これは英語でも5Sに当てはめた言葉があります。
その他にも、もっと現地の薬剤師の知識を活かせるように、薬の使用や安全向上、薬剤知識の伝達など、チーム医療のようなカタチを目指して病棟に働きかけているそうです。
この病院には他にも2人のJICAボランティアが派遣されていて、異職種、複数の協力隊員がいるからこそ出来る活動を模索しています。
派遣4ヵ月でここまで環境を理解して、自分の活動の方向性が見えているってスゴいっすね。今後の活動もすごく楽しみです。


それぞれが文化・風習の違いに悪戦苦闘しながら、マラウイの人達と一緒に地域に根ざした活動をしています。
今週は4人のインタビューをお送りしましたが、来週からは残り3人の青年海外協力隊の道をタップリお届けします!

来週は二本松市出身の本田らんさんの登場です。
ぜひお楽しみに〜!



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

現在、JICA二本松訓練所では2016年度3次隊の派遣前訓練が行なわれています。

今週は、語学学習以外に所外活動や地球のステージなど様々な講座がありました。
特に地球のステージではボランティア活動の意義や平和のあり方、命のつながりなど、世界中で起きている事象について、様々な角度から焦点を当てた講座となっており、多くの訓練生がボランティア活動の重要性に気づかされます。

そして、本日は午後から講座テストが実施されます。
この講座テストでは、これまで学んできたJICA事業の基礎や健康・安全など、JICAボランティアとして最低限の知識が身についたかを確認するテストとなります。もちろん合格しないと派遣されません!
訓練終了まで、あと11日。一日一日がとても重要な時間になるでしょう!

訓練の様子はJICA二本松のホームページ、facebookで随時更新しています。
訓練生の成長の様子をぜひチェックして下さい!
アクセスはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc
あなたの「いいね!」お待ちしております。

合わせて、この番組のFacebookもよろしくお願いします。
キミノチカラFacebookはこちら!→https://www.facebook.com/fmf0818
2016年12月3日(gy) 08:30

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